ジュニア世代の怪我について

今日は、こんな事を考えてみました。

カービング世代

こう言われる今のジュニアを見ていると、確かな技術や滑りの多くの引き出しを持っている子が少ない。
それは、スキー性能が昔に比べて格段と向上しているからに他ならない。

ターン前半に体を内傾させる。

こんな事だけで、スキーは回転反応を起こしてターンを始動する。
昔からするとありえない話だ・・
だから、スキーを動かしたり方向付けすることなどは二の次だ。

ただ、スキー性能の向上によって昔よりも怪我が多くなった。

スキー面の接地面積が広くなった為に、外力が身体にもろにかかってくる。
スピードの次元が高ければ高いほど、かかる力も増大する。

そして、その状態で後傾になったりすると、腰や膝がひねられ、思わぬ大怪我に繋がってしまう・・

俺の記憶が確かなら、昔に子供が「腰が痛い・・・」とか、「膝が痛い・・・」なんてあまり聞いたことが無い・・

しかし、今は普通とまではいかないけど、そんな持病や怪我に悩まされている子供が多い。
(人にも聞いたことですが・・)

怪我を無くす為には・・

こう考えた時に、やっぱり指導者が重要になってくる。
持ち合わせる指導のポイントがずれていなければ、きっと子供達に繋がる怪我は少しでも減少するのではないかな。

何を、どうするれば良いとは、俺もまだ自信を持っては言えないが、そうなれるように今後も勉強していきたいと思う。

イベント情報
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by takenyo | 2007-03-29 20:10 | スキーの話 | Comments(1)

Commented at 2007-03-29 21:53 x
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