岩岳学生大会・2日目(男子GS)
男子GS *カッコ内はBib.No
7位(18) 齋藤 優(早大シュプリンゲン) 58.09
8位(6) 奥村 英樹(早大シュプリンゲン) 58.60
18位(35) 金沢 健太(成蹊大学) 59.81
49位(7) 境 太輔(一橋大学) 1:01.80
52位(159) 菅野 元気(早大シュプリンゲン) 1:01.96
72位(333) 新美 健太郎(早大シュプリンゲン) 1:03.01
74位(162) 入山 隼人(成蹊大学) 1:03.11
84位(340) 千葉 康宏(成蹊大学) 1:03.67
92位(540) 奥中 則行(早大シュプリンゲン) 1:04.09
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101位(91) 大出 友晴(東工大)
昨日同様、真冬並みの気温で大会は行われた。
バーンの方も、昨日同様にハードに仕上がっており、あまり番狂わせは起こらず順当に来たと思う。
「あそこで失敗しなかったら・・」とか、「あの斜面変化で落とされなければ・・」とか、言い出せばきりがない事は多々ある。
しかし、勝負の世界にたらればは通用しないし、この結果がすべてである。
本日のMVPは、92位の奥中!
なぜなら彼は、出場者数572人の中で540番スタートで450人を抜いたまくり王。
学生 「奥中さん、何秒ぐらい出ますかねー?」
俺 「1分3、4秒ぐらい出して欲しいけど、このスタート順からなら現実的には1分7、8秒ぐらいじゃない」
ゴールでは、こんな会話をしていた。
そう、もうそのスタート順ぐらいになると平均タイムで1分10秒前後で、早くても1分7秒ぐらいだった。
奥中が来た!
全員 「速い!結構いけるんじゃん!」
タイムが出る・・・
1分4秒09
うおーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
歓声がゴールエリアを包み、皆で奥中を祝福した。
素晴らしい!!
実は、奥中はこの大会のこのレースが引退レースであった。
最後の最後に、凄い滑りを見せてくれて、本当の意味での有終の美だね。
もちろん、その後は皆のコールで日本酒の一気飲みが行われていたけど・・(笑)
上位の選手だけではなく、皆にそれぞれのドラマがある大会が岩岳。
明日は女子GS。(どんなドラマがあるかな?)
ラストランを終え、日本酒を飲み干して安堵の表情の奥中。(左)
by takenyo | 2007-03-19 22:50 | スキーの話 | Comments(2)