基本の再確認の一日

今日は、朝起きると昨日以上に冷え込んでいたけど、天気は良さそうな感じ。

流行る気持を抑え、昨日よりも45分早いバスに乗り込んだ。(7時20分)

スキー場に着くと、予想以上に天気も、バーンコンディションも抜群に良かった。
(ちょっと死語だけど、うきうき気分とはこんな気持って思うくらい・・・)

8時30分のリフト運行開始に合わせスタートしたので、見渡す限りではまだお客さんの数はまばら。

昨日出来なかった、ハイスピードでのロングフリーをまずは8本繰り返し行った。
少しは足場が作れてきたのか、スキーの挙動も少なくしっかりターンを繋げて来る子供が多かったが、細かい部分での修正を伝えるべく、途中でコース下でレッスン形式にアドバイスをした。

ポイントは、「動けるポジションの再確認」

子供たちを見ていて特に思う事は、動けない・・・
腰の位置を低くして、力でスキーを押さえ込もうとする子や、逆に腰は高い位置にあるけど、なかなか内側に絞っていけない子がいる。

スキーは物質的に、センターを接雪させないと長い接地面積で雪面を捉えられないから、安定感も損なわれるし、サイドカーブをフルに使う事が出来なくなる。

だから、腰の位置だとか体の伸縮(動きが止まらない)はとても重要だと思う。
動けるポジションを見つけることにより、落下方向も修正できるし、何よりスキーをたわます事が出来るのではないかな。

今回のこのキャンプには、手本になるべく格好の見本レーサー(今年から技術選デビュー)がいる。
以前にも、ブログに書いた事があるけど、名前を「大瀧徹也」という。

徹也の滑りは、スキーの動きはもちろんの事、体の動きがとにかく流れるように止まらない。
大きく動いて、尚且つ動き続けるから、スムーズだし躍動感がある。

見る、聞く、そして実行。
反復、そして身体への染み込ませ作業・・・・

そう考えると、段階を追ってスキーは上達する。

そして、午後も昨日に続きバリエーショントレーニングを行い、またまた昨日同様に3時下山した。
長い一日だけど、何とか集中力を保ちこなしてくれた子供達。
明日も、この調子で頑張ってくれるといいけど・・・

今日の写真は、レッスン風景

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by takenyo | 2006-08-04 19:15 | ニュージーの話 | Comments(0)