スプリングシリーズSL

本日から開幕のスプリングシリーズ・・

この時期にしては、ありえないほどの好コンディションにより良いレースが展開された。
特に2本目は、多少は表面の雪が割れたが、ほとんど掘れないし荒れないので、後ろから来る若い(中高生)選手には、非常にチャンスのある条件だった。

男子は、佐々木 明選手(グローバル・エクステンド)が2位に1秒4をつけて優勝!
2位 湯浅 直樹(スポーツアルペン)
3位 石井 智也(北照高校)

女子は、花岡 萌選手(アイザックスキークラブ)が2位に1秒7をつけて優勝!
2位 滝下 樹里(秋田アルペンスキークラブ)
3位 長谷川 絵美(日本女子体育大学)

と、男女とも昨日に引き続いての2連勝と、勝つべき選手が勝ったレースだった。

2人や上位選手に共通しているのが、スキーに磁石がついているのかと思わせるほどに、雪面コンタクトが素晴らしい。

トップからテールまでをフルに活用して、ターンテンポがどんどん上がってくる。

スキーも体も常に動いていて、滑りに躍動感があるね。

不必要な上下動などの動きを省く事は大切だが、必要十分な動きは伴わないといけない。
そんな点からも、トップ選手にはポールを待ったりする硬直感も見られないし、攻める姿勢や仕掛ける気持ちが全面に出てる。

結局、それが「アタック」という言葉で表現される事だと思うし、必要な事じゃないかと思う。

明日もSLです。

女子優勝の花岡萌選手(ATOMIC使用)

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by takenyo | 2007-04-04 20:58 | スキーの話 | Comments(0)