充実感漂う、トレーニング!

今日は、少し早めの更新です。

トレーニングは、昨日に引き続き2部制で行った。

まず、第2セクション(10:30~1:00)までは、下部の緩斜面で岐阜第一高校との合同GS
トレーニングだった。
セットは、緩斜面にしては細かく、真っ直ぐ目のセッティングをした。

徐々に足元が動くようになってきたので、十分スキーを走らせながら、ターンを繋いで滑れた選手が多いように感じた。

「緩斜面は、一番タイム差がつく局面である。」

これは、俺の持論。(当たり前の事だけど・・・)
ただ、膝を切り返しているだけでは、スムーズさに長けても、速くはない。
クローチング姿勢で、短い軸の中でも、面に対して荷重した結果、スキーのたわみが生まれ、その反発力が推進力へと変わる。

ターンの精度を高める事も重要だけど、ラインも重要。
と、実はとても難しいのである。

アドバイスとしては、ブロアーを活用しているので、ラインを変えてみたり、色々なことにチャレンジをして欲しいとの事を選手に伝えた。

そして、第3セクション(1:00~3:30)では、上部の急中斜面を単独でセットを張った。
昨日よりも、バーンの状態があまり良くなかったけど、滑れた選手で5本かな?
まあ、まあのトレーニングを行えたよ。

明日は、中川さんと話しをして上部から下部までを通して行うことになった。
(この後開かれる、FISと同じコースで)
タイムにして、1分20秒~30秒が予想される。

日本で考えたら、まず実現が不可能というか、そんな距離を滑れる場所は無いだろう。
大金をはたいても、絶対出来ない。
中国に来た意味を、選手がわかってくれる日になればいいけど・・

そんな事で、明日は楽しみです!

写真は、下部(緩斜面)トレーニング

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by takenyo | 2006-11-23 21:09 | 中国の話 | Comments(0)